上段が施工前・下段が施工後です。
こんにちは、86GARAGEのあるじです!今日は施工事例のご紹介。今回はハイエースです。この一台のテーマは「FFヒーターで、冬まで遊べるキャンピングカー」。サーフィンと家族の車中泊、どちらも楽しみたいオーナー様のために、暖房から家具、寝る場所まで仕上げた一台です。
- FFヒーター取り付け(冬の寒さ対策)
- リチウムバッテリー300Ahのサブバッテリーシステム構築
- 就寝スペースの製作(家族で寝られる広さ)
- ベッド棚の製作(下は収納スペース)
- ベッドマットの製作(車内の寸法に合わせてオーダー)
- キッチンスペースの製作
- 天井上部の収納スペース取り付け
- 途中まで進んでいたフルビルドを、キャンピングカー仕様として完成まで
オーナー様の遊び方|サーフィンと、家族との車中泊
オーナー様は、趣味のサーフィンと家族との車中泊を楽しまれる方。朝いちばんの波に合わせて海のそばで寝泊まりする日もあれば、家族みんなで旅に出る日もあります。
ひとりで身軽に使う日と、家族で使う日。どちらにも合う車にするには、市販のキャンピングカーの形に合わせるより、使い方に合わせて一から作るほうがしっくりきます。今回はそこから設計しました。
途中まで進んでいたフルビルドを、完成まで仕上げる
今回のハイエースは、フルビルドが途中まで進んだ状態でお預かりしました。「ここから先をどう仕上げるか」で、使い心地は大きく変わります。
すでにある部分は活かしながら、足りないものを足していく。86GARAGEでは、1からのフルビルドだけでなく、途中で止まっている車の仕上げもご相談いただけます。「自分でここまでやったけど、この先が難しい」という方も、一度ご相談ください。
夏はエアコンなし、冬はFFヒーターという選び方
この一台、じつは12Vエアコンを付けていません。夏は海に入って遊ぶのが中心なので、車内の冷房はなくても困らない。そのかわり、冷え込む冬の車中泊に備えてFFヒーターを付けました。
何でも付ければいいわけではなく、使い方に合わせて、必要なものを選ぶ。それが、長く気持ちよく使える車づくりのコツです。
FFヒーターで、冬の海も冬の旅も暖かく
FFヒーターは、車の燃料(ガソリンや軽油)をごく少しずつ使って動く暖房です。エンジンを切ったままでも車内を暖められるので、一晩中アイドリングをする必要がありません。静かに朝まで暖かく、家族もぐっすり眠れます。
取り付けで大事なのは、吸気・排気と燃料の配管を安全に通すこと。ここを正しく施工してはじめて、安心して一晩使える暖房になります。
実際に取り付けたFFヒーターは、こちらです。


エンジンを止めた夜も、海から上がった朝も、この暖房ひとつで車内がしっかり暖まります。
FFヒーターの仕組みや、エンジンを切っても暖かい理由は、こちらの記事でくわしく紹介しています 👉 ハイエースの冬の車中泊はFFヒーターで解決|エンジンを切っても暖かい理由
どこに付けるのかが気になる方は、8台の実例をまとめたこちらもどうぞ 👉 FFヒーターは、どこに付けるのか|ハイエース・キャラバン・デュカト、8台の実例
リチウム300Ahのサブバッテリーで、電気の心配をしない
FFヒーターは燃料で暖めますが、着火や送風には12Vの電気を使います。さらに家族で過ごせば、照明やスマホの充電など、使う電気は自然と増えていきます。そこで今回は、リチウムバッテリー300Ahのサブバッテリーシステムを構築しました。
エンジンを止めた夜も、車内の電気はサブバッテリーから。車のバッテリーとは別に電気を持てるので、朝になってエンジンがかからない、という心配もありません。
サブバッテリーまわりは、こんな形で収めています。

大容量なので、冬の夜にFFヒーターを使いながらでも、電気の残りを気にせず過ごせます。
サブバッテリーの考え方は、こちらの記事でも紹介しています 👉 サブバッテリーの解説記事はこちら
家族で寝られる就寝スペースと、オーダーのベッドマット
家族で車中泊をするなら、いちばん大事なのはみんなが足を伸ばして眠れること。後部には、家族でゆったり寝られる就寝スペースを作りました。
その上に敷くベッドマットも、車内の寸法に合わせて製作しています。市販のマットだとどうしても出てしまうすき間や段差を抑えて、寝返りを打っても気にならない寝心地に。
完成した就寝スペースがこちらです。


大人も子どもも並んで横になれる広さ。FFヒーターと組み合わせれば、冬の夜もここで朝までぐっすりです。
ベッド棚の下は、遊び道具をしまえる収納に
ベッドは棚の形で製作し、下の空間をまるごと収納スペースにしました。サーフィンの道具も、家族の旅の荷物も、かさばるものほど置き場所に困るもの。寝る場所の下に片付けられれば、車内を広く使えます。
ベッド棚と、その下の収納はこんな形です。

寝るときは上でくつろぎ、荷物は下へ。限られた車内を、上と下で使い分けています。
キッチンスペースと天井収納で、車内でもひと息つける
海から上がって温かい飲み物を用意したり、家族で軽い食事をとったり。車中泊を「ただ寝るだけ」から「過ごす時間」に変えてくれるのが、キッチンスペースです。今回は家具と同じ雰囲気で、車内になじむ形に仕上げました。


使う道具をまとめて置けるので、車中泊の朝の支度がぐっとスムーズになります。
天井の上部にも、収納スペースを
家族で使うと、どうしても荷物が増えます。そこで天井の上部にも収納スペースを取り付けました。床やベッドの上に物を置かずに済むので、寝る場所も通り道もすっきり保てます。

普段はあまり目に入らない高い場所も、立派な収納になります。着替えやタオルなど、軽いものの置き場にちょうどいい場所です。
完成した車内|冬まで遊べる、家族のキャンピングカー
FFヒーター、リチウム300Ahのサブバッテリー、就寝スペースとベッドマット、ベッド棚の収納、キッチン、天井の収納。途中まで進んでいたハイエースが、サーフィンにも家族旅にも使えるキャンピングカー仕様として完成しました。

夏は海へ、冬は暖かい車内で家族と。季節を選ばずに出かけられる一台になりました。
家族で寝られるハイエースの施工例は、こちらもあります 👉 ハイエース丸1台|2段ベッドで家族の車中泊(施工事例)
こんな方におすすめ|冬も遊びたい方、家族で車中泊したい方
サーフィンやスノーボードなど、寒い季節にも外で遊ぶ方。家族で車中泊を楽しみたい方。自分で途中まで作ったけれど、この先をプロに任せたい方。そんな方に、今回のようなFFヒーター+家具製作の組み合わせはぴったりです。
FFヒーターだけ、家具だけのご相談もできます。お車と遊び方に合わせてご提案しますので、「うちのハイエースでもできる?」の相談からどうぞ。見積もり・ご相談は無料です。
家具制作・フルビルド よくある質問
Q. 部分的な施工依頼も可能ですか?
はい、可能です。気になる箇所だけのご依頼も承っています。例えば「断熱+バッテリーシステム+エアコン取付だけ依頼して、ベッドキットは自分で用意して楽しむ」といったスタイルも大歓迎です。
Q. フルビルドの費用はどのくらいかかりますか?
軽バンで¥1,000,000〜2,500,000、乗用車バンで¥1,500,000〜3,500,000が目安です。完全フルオーダー制作のため、1台ごとにご要望をヒアリングした上でお見積りします。
Q. 施工期間はどのくらいかかりますか?
目安は1〜2ヶ月です。内容や込み具合によって前後しますので、詳しくはご相談時にお伝えします。
Q. イメージが決まっていなくても相談できますか?
ある程度の使い方や方向性をお考えいただけるとスムーズです。「旅メインで使いたい」「ペットと快適に過ごしたい」など大まかなイメージでも構いません。SNSで見つけた「こんな車内が好き」という画像も参考になりますのでぜひお持ちください。
Q. キャンピングカー登録(8ナンバー)にも対応していますか?
はい、キャンピングカー登録までお手伝いします。登録に必要な要件も含めてご提案しますのでご安心ください。
Q. 軽バンでもフルビルドはできますか?
はい、軽バン・乗用車バンなど幅広い車種に対応しています。限られたスペースをどう活かすかも含めて、一緒にワクワクしながら考えましょう。
Q. 既存の内装に家具を追加してもらうことはできますか?
はい、可能です。現在の内装の状態や車両情報をお知らせいただければ、既存スペースに合わせた家具制作・追加施工をご提案します。
Q. 素材や色はどこまで選べますか?
木材・金属・ファブリックなど素材から色・仕上げまで幅広くご要望にお応えします。「車内を黒で統一したい」「ナチュラルな木目にしたい」など、こだわりをそのままお伝えください。
Q. 遠方でも依頼できますか?
はい、全国対応しています。持込車両のみの対応となりますが、北海道から九州まで多くのお客様にお越しいただいています。まずはオンラインでご相談ください。
86GARAGEのフルオーダー内装カスタムについて
住宅・店舗インテリアで培ったデザインセンスと確かな施工技術で、あなただけの車内空間を一から制作します。
対応できる車種・カスタム内容
- ハイエース・キャラバン:ベッドキット・収納棚・キッチン・断熱施工などフルビルド対応
- 軽バン(エブリィ・NVANなど):限られたスペースを最大活用した軽バン専用カスタム
- キャンピングカー後付け家具:既存の車両に合わせた家具の追加・改造も対応
- 軽トラシェル制作:薪ストーブ搭載など遊び心あふれるオリジナルシェルを制作
「自分だけの癒し空間を作りたい」「理想のイメージはあるけど形にできるか不安」という方もぜひご相談ください。キャンピングカー登録(8ナンバー)にも対応しています。











