上段が施工前・下段が施工後です。
こんにちは、86GARAGEのあるじです。今日は「軽自動車でも真夏に車中泊できるのか」というテーマでお話しします。
実は僕たちのガレージでは、スズキ エブリィ ワゴン(軽自動車)を自社で購入し、一から車中泊仕様に作り上げたモデル車両があります。
冬はFFヒーターとコタツを積んで、SNSで大きな反響をいただきました。

そして今回、同じ車両に12Vエアコンを取り付け、夏バージョンが完成しました。
「軽自動車は暑さに弱い」は本当か
軽自動車の車内が暑くなりやすい理由
軽自動車は室内空間がコンパクトな分、日差しの影響を受けやすく、車体全体が温まりやすい構造になっています。特に金属のボディがそのまま室内に近い位置にあると、外気の熱がダイレクトに伝わってしまいます。
「軽は暑い」というイメージは、決して間違いではありません。

エアコンだけでは限界がある理由(断熱の重要性)
ここで大事なのが、エアコンを取り付ける前提として断熱をどう考えるかです。断熱をせずにエアコンだけ動かすと、外の熱がどんどん入ってくるため、冷房の効きが悪くなり、電力の消費も大きくなります。
86GARAGEの12Vエアコンは、定格出力が約50A(12V×50A=約600W)で、車内が落ち着いた状態になれば250〜400W程度まで消費電力が下がります。
この「落ち着いた状態」を作るために、断熱がセットで効いてくるわけです。
エブリィワゴンに施した工夫(自社モデル車事例)
天井だけ木張り、サイドはボディを活かす内装
ハイエースのような大きな車両では、天井・サイド・フロアをすべて木で囲うことが多いのですが、エブリィワゴンでは天井のみ木張りにし、サイドはあえてボディをそのまま活かしています。
軽自動車は重量に制限もありますし空間が限られているため、全部を囲ってしまうとどうしても制限や圧迫感が出てしまいます。
木張りとボディのバランスを取ることで、狭さを感じさせない内装に仕上げました。

意外に天井で気づかれにくい難所が両サイドの湾曲したボディの部分ですね
ここは車両ごとにどの部分で終わらせて綺麗に見せるのかを考える必要があったりして施工する側としては楽しめるポイントです
どうやって綺麗に見せるのかは腕の見せ所って事です
ふっふっふ
そんな腕試しをこっそり楽しみながら両サイドを仕上げていくのです

どうやってこのカーブに天井板を打ち付けよう?また内張りとの境はどうやって埋めていこう?などがDIYをする際に気になるんじゃないかな
ここは綺麗に仕上げないと作業中は気になって仕方ないです
これが日が経つにつれて、内装が色々仕上がってくるとなんでこんな小さな隙間にこだわって1日くらい悩んでたんだろう。。。なんて箇所も出てきたりします
これはビルダーあるあるなんじゃないかなと思ってます
12Vエアコン+サブバッテリーで夜も涼しく
今回のエブリィワゴンには12Vエアコンとサブバッテリーシステムを搭載しました。推奨するバッテリー容量は最低200Ahで、施工実績としては200〜900Ahまで幅がありますが、多くのお車では200〜600Ahの範囲で組んでいます。
軽自動車は積載スペースが限られるため、車内のレイアウトに合わせてバッテリーの置き場所を工夫する必要がありますが、エンジンを切った状態でもエアコンを稼働できる環境を作ることができました。

今回は300Ahと軽自動車には大きすぎるんじゃないかと思う容量を搭載しました
しかし、エアコンを使うと考えてのサイズなので実際はもっと欲しいくらいです

そして今回はエアコンを家具で隠してみました
室内機は全く見えないので木の癒しを存分に味わえる車内になっていますよ
いつもエアコン取り付けの際は家具制作の依頼までされないので、施工例をみてもエアコンが剥き出しな車内ばかりですよね
しかーし、キャンピングカーのように家具に隠したりすることもできるんです
あるじも依頼されれば出来るんですよ〜笑
そんな気持ちを家具に込めてエアコンの室内機は隠してみました
床下収納で軽自動車でも積載力を確保
軽自動車は荷物を積むスペースが限られるという弱点があります。
そこでエブリィワゴンでは、床下に収納スペースを作りました。
サイドの家具と組み合わせることで、「軽なのに収納力がある」という状態を実現しています。

そんな心配事もご安心ください
ユーザーの使い方をヒアリングしてベストなバッテリーシステムをご提案します
サブバッテリーシステムやポタ電システムなど様々なシステム構築を実現可能ですので気になる方は気軽に質問してください
冬から夏へ|季節で付け替えられる設計

FFヒーターは取り外し可能
このエブリィワゴンには、もう一つ大きな特徴があります。冬に使っていたFFヒーターが、取り外し可能な設計になっているのです。冬は設置し、夏は外す。この考え方によって、軽自動車の限られたスペースを季節ごとに使い分けることができます。

軽自動車だからこそ「兼用」が効く
大きな車両であれば、冬用・夏用の設備を両方常設しておくスペースの余裕があります。しかし軽自動車は違います。限られた空間を最大限に活かすには、「季節で入れ替える」という発想が有効です。この一台は、その考え方を体現するために作ったモデル車両でもあります。
[写真:エアコン稼働中の車内。温度が分かる小物(温度計など)が一緒に写っている構図で] [写真:完成した車内全体を、着手前と同じ位置・同じ画角で撮影したもの(ビフォーアフター用)]86GARAGEでは、エブリィ・ハイゼットカーゴをはじめとした軽バンに、この12Vエアコンを取り付けています。基本料金はBプラン(軽バン・架装済みキャンピングカー)で¥348,000〜からとなっており、断熱の状態やお車のレイアウトによって、追加の施工が必要になる場合があります。まずは車内のお写真を送っていただき、状況を見ながら個別にお見積もりいたします。
他の施工事例も紹介しています。ぜひこちらの施工事例ページもあわせてご覧ください。
「軽自動車だから」と車中泊を諦める必要はありません。断熱とエアコン、そして空間の使い方を工夫すれば、真夏でも快適に過ごせる一台を作ることができます。気になる方は、お気軽に無料相談からお問い合わせください。
→ 無料相談はこちら
家具制作・フルビルド よくある質問
Q. 部分的な施工依頼も可能ですか?
はい、可能です。気になる箇所だけのご依頼も承っています。例えば「断熱+バッテリーシステム+エアコン取付だけ依頼して、ベッドキットは自分で用意して楽しむ」といったスタイルも大歓迎です。
Q. フルビルドの費用はどのくらいかかりますか?
軽バンで¥1,000,000〜2,500,000、乗用車バンで¥1,500,000〜3,500,000が目安です。完全フルオーダー制作のため、1台ごとにご要望をヒアリングした上でお見積りします。
Q. 施工期間はどのくらいかかりますか?
目安は1〜2ヶ月です。内容や込み具合によって前後しますので、詳しくはご相談時にお伝えします。
Q. イメージが決まっていなくても相談できますか?
ある程度の使い方や方向性をお考えいただけるとスムーズです。「旅メインで使いたい」「ペットと快適に過ごしたい」など大まかなイメージでも構いません。SNSで見つけた「こんな車内が好き」という画像も参考になりますのでぜひお持ちください。
Q. キャンピングカー登録(8ナンバー)にも対応していますか?
はい、キャンピングカー登録までお手伝いします。登録に必要な要件も含めてご提案しますのでご安心ください。
Q. 軽バンでもフルビルドはできますか?
はい、軽バン・乗用車バンなど幅広い車種に対応しています。限られたスペースをどう活かすかも含めて、一緒にワクワクしながら考えましょう。
Q. 既存の内装に家具を追加してもらうことはできますか?
はい、可能です。現在の内装の状態や車両情報をお知らせいただければ、既存スペースに合わせた家具制作・追加施工をご提案します。
Q. 素材や色はどこまで選べますか?
木材・金属・ファブリックなど素材から色・仕上げまで幅広くご要望にお応えします。「車内を黒で統一したい」「ナチュラルな木目にしたい」など、こだわりをそのままお伝えください。
Q. 遠方でも依頼できますか?
はい、全国対応しています。持込車両のみの対応となりますが、北海道から九州まで多くのお客様にお越しいただいています。まずはオンラインでご相談ください。
86GARAGEのフルオーダー内装カスタムについて
住宅・店舗インテリアで培ったデザインセンスと確かな施工技術で、あなただけの車内空間を一から制作します。
対応できる車種・カスタム内容
- ハイエース・キャラバン:ベッドキット・収納棚・キッチン・断熱施工などフルビルド対応
- 軽バン(エブリィ・NVANなど):限られたスペースを最大活用した軽バン専用カスタム
- キャンピングカー後付け家具:既存の車両に合わせた家具の追加・改造も対応
- 軽トラシェル制作:薪ストーブ搭載など遊び心あふれるオリジナルシェルを制作
「自分だけの癒し空間を作りたい」「理想のイメージはあるけど形にできるか不安」という方もぜひご相談ください。キャンピングカー登録(8ナンバー)にも対応しています。














